熱帯魚飼育で欠かせないのが、水温管理のためのヒーターですが、
出来るだけ電気代をかけずに効率よく行いたいところです。
かといって、水温管理を怠ってしまうと、熱帯魚に病気などの悪影響を及ぼしてしまうかもしれません。
そこで、熱帯魚水槽の効率的な保温方法をご紹介したいと思います。
ぜひご参考下さい。
ヒーターは長く使用していると保温効率が下がるばかりではなく、思わぬ事故を起こしかねません。
まずは、現在お使いのヒーターが安全に使用できるかチェックしてみましょう。
ヒーター管またはヒーターセンサーに
固形物が付着している |
|
スポンジ等でこすり落としてから使用してください。付着が激しい場合は交換をおすすめします。 |
|
ヒーター管にヒビが入っている |
|
管内に水が浸入し誤作動を起こしたり、割れてしまう恐れがあります。交換してください。 |
|
コンセントプラグがホコリ等で汚れている |
|
そのまま使用すると漏電や火災の恐れがあります。布でよくふき取って下さい。 |
|
ヒーター用キスゴムが劣化している |
|
水槽ガラス面にしっかり固定できない場合は交換してください。 |
|
※ヒーターは消耗品です。1年を目安に交換をオススメします。
水槽の水温管理において、出来るだけヒーターの電気使用量を抑えて効率的に保温するための方法をご紹介します。
■水槽の側面と背面に保温マットを巻く
水槽に巻くだけで水温を保つシートです。 冬場の急激な温度変化をやわらげてくれるので 省エネです。
■水槽と水槽台の間に断熱材を敷く
断熱材によって水槽下からの熱の伝導や放熱を防いでくれます。
■適合サイズよりすこし大きめのヒーターを使用する
同じ水量の水槽で大小異なるワット数の ヒーターを使用すると大きいヒーターの方が、スイッチのオンオフの回数が少なくなり
小さいヒーターよりも電気代がかかりません。
また、大きめサイズのヒーターの方が水温を温めるスピードも速く、効率的です。
逆に水槽サイズに合わない小さめのヒーターを使用すると、パワー不足で いつまで経っても適合水温に保てない場合があります。
■水換えの際の水を日光で暖めておく
冬場の水道水は夏に比べて冷たくなってますので、お湯などでしっかり調整しないと交換水として使用できません。
冬でも天気の良い日に水換え用の水を窓際に置いておけば、暖めることができ、省エネです。
|